東京リャマ計画
2019年結成。
南米の音楽フォルクローレを長年演奏してきたメンバー3人が「ポップでキャッチーなフォルクローレ」を目指して集まった。
スタイルを模索していく中で、ラテン系ピアノ奏者として活躍する山田メイをゲストに呼んだところ、眩いばかりの化学反応にメンバー一同手応えを感じ、山田メイが正式メンバーとして加入。
2020年、活動の幅を広げていこうという最中、新型コロナウイルス蔓延の影響を受けライブ活動が頓挫。
しかし、ここで歩みを止めるべきではないとの思いから1stアルバム「1er paso」そ制作し9月に発表。
多くの人の耳に届き、心に残るよう、様々なアプローチに挑戦し続けている。
メンバー紹介
武田耕平(ケーナ・サンポーニャ・ボーカル etc.)
10代の頃より、日本のプロ・フォルクローレの老舗グループ「カンタティ」に加入。歌うように奏でられる笛の音色で人々を魅了している。
最近は多ジャンルのアーティストが集ったエスニック・ミクスチャーバンド「5th avenue」などでも活躍し活動の幅を積極的に広げており、「カンタティの武田耕平」というイメージを打ち破り「ミュージシャン武田耕平」としての急成長中の注目株。
また、南こうせつ氏などのライブへの出演をはじめ次世代のケーナ・サンポーニャ界を牽引する存在となりつつある。
東京リャマ計画の発起人でもあり、フォルクローレを日本中に広めていくという壮大なビジョンを抱いている。
HP: kohei-takeda.com
桑原健一(チャランゴ)
フォルクローレの本場である南米ボリビアに合計10年間滞在し、J-Popをボリビアのリズムに乗せた人気バンド「ワイラ・ハポナンデス」、コミック系フォルクローレ・バンド「チュパイチャキス」、フォルクローレ・オーケストラとして現地でも人気の「ムシカ・デ・マエストロス」などの一員として活躍。
2017年には第34回アイキレ・チャランゴ・コンクール(ボリビア)の国際部門にて金賞を受賞したほか、ボリビアチャランゴ協会からチャランゴ奏者としてのディプロマを授与された。
2019年より拠点を日本に戻し、「3人アンデス」での全国ツアーや、織田哲郎氏のライブへの出演など精力的な活動をしている。
2020年より「チャランゴ系YouTuber」としても注目を集めている。
HP: kencharango.com
牧野翔(ケーナ・サンポーニャ・コンセルティーナ・マラカス・ボーカル etc.)
東大卒、東京芸大修士した音楽学者であり、アンデス音楽、ベネズエラ音楽の演奏家。演奏技術はもちろんのこと、その知識に裏打ちされたアプローチは他を驚嘆させる。
ボリビアでの一年間の音楽修業の後も頻繁に南米へと渡っており、「ムシカ・デ・マエストロス」の一員としても活躍。多くのボリビア人アーティストからの信頼も厚く、ロランド・エンシーナス氏らの日本ツアーの招聘なども行っている。
その経験・知識を広めるべく「エストゥディアンティーナ・ボリビアーナ(通称EB)」の主宰をしているほか、ベネズエラ・マラカスの数少ないスペシャリストとして「5 años(シンコ・アーニョス)」のメンバーとしても活躍中。
HP: shomakino.com
山田メイ(ピアノ)
信愛学園高校音楽科卒業、愛知県立芸術大学ピアノ科卒業。
青年海外協力隊員としてカリブ海の国セントルシアに3年間滞在しセントルシア音楽学校にてピアノ講師を務める。
また英国王立音楽院のピアノ演奏のディプロマを取得。
帰国後はジャズ、ラテンジャズ、サルサのピアニストとして多方面から引く手あまた。月間10本以上のライブをコンスタントに続けている。
女性10人によるサルサバンド「SON REINAS」元メンバー。
サックス古谷享子氏とのユニット「SONANCE」、ボーカルふるみまや氏「Mayamei」、サルサ「EL COMBO CREACION」、和奏ユニット「月詠」などでも活動中。
東京リャマ計画では初のフォルクローレへの参加。遊び心とセンス溢れるアレンジでバンドに新たな色彩を加えている。